ディスレクシアとまでいかないけど・・
シリーズの最初に書いたように、診断を受けたり、実際に学校生活で苦労されている子どもやその親御さんからすると、前に書いた現在の記事は噴飯物であったかもしれません。
でも、ディスレクシアというものを知って、
その対応がシアンにとっての問題解決になった事は間違いなのです。
私は、ディスレクシアなどについて、苦手と障碍の差は1つの情報を処理する回路の太さの違いじゃないかなと勝手に思っています。
例えば、読めるの書けないというのは、指示回路が狭い(詰まっている)というイメージなのです。指示回路が比較的狭いのであれば苦手の範疇ですし、極端に狭いとなると障碍のレベルになると勝手に思っています。
また、ハートクリニックという診療機関の学習障害のページを見ると、予後について書かれています。
読字・書字ともに、軽度かつ初期での療育教育を受けると予後は良いと書かれています。子どもも自分の能力との付き合い方が判れば自分で解決していくと思います。
元々私は、療育教育は”普通”(敢えてこの表現を使います)のお子さんにも有効な物が多いと思っていますし、そもそも療育教育は、出来るまでの過程に一工夫するようなものが多くみられます。
そのひと手間で、子どもが
”前は苦手だった”
と言えるようになるのであれば、
題名にこだわらず使った方が良いじゃないかと思う訳です。