中一ショック その2 兆候
私がディスレクシアを調べるきっかけは、シアンの英語でした。
(シアンのおそらく診断されるレベルでは無いと思います。個性の範疇であり、無理やり定義するならば”隠れディスレクシア(のちほど書きます)”というカテゴリーに入るレベルだと思います。)
いや、その兆候は小学校からありましたが、違和感ですんでいました。
兆候とは、
・丁寧に覚えた漢字は忘れないが、見ただけの漢字は書けない。
・年号など数字の羅列を覚えるのが極端に苦手。
・計算のケアレスミスがとても多い。
などなどです。(学習面のみとりあげました。)
いやいや、ケアレスミスが多いのは~とか、年号は~などと切り返されそうですね。
まず、計算については本当にありとあらゆる手段を取ってきました。
それでも6年生1月の最大テーマが計算ミスを減らすであり、それが一時的にでも解消できたからの受験結果となりました。(※1)
漢字に関しては、非常に丁寧に1006字を進めました。これがどうやらシアンに合っていたようです。6年生の段階では、国語の漢字はトップグループにおりました。しかし、社会の漢字はものすごく誤字が多く驚きました。
ちなみに、初見の漢字への認識力の弱さは、中学に入ってからの漢字テスト1回目で証明されました。(※2)
年号の暗記はとにかく嫌がりました。私も年号重視ではなかったので見過ごしがちでしたが、事例は覚えられても、数字のみ覚えるのがとても苦手でした。
あくまでも個性の範疇ですが、セオリーが効かないパターンが多く、勉強法オタクの私のハートを熱くさせることが多々ありました。
しかし、表に出てきている成績などは、親の贔屓目を抜きして、”出来る子”の範疇であると思いますし、結果も出しましたので、”贅沢な悩み”とされたりしました。出来ない子というのそういうのでは無い・・ということらしいです。
しかし、違和感ですんでいた物が、
受験終了後、英語の単語をやり始めた時、明らかな物として感じました。
単語のスペルを覚える事が出来ない。
元々、大量に繰り返して書いて覚えるが極端に嫌いでしたし、書いても覚えられないという子でした。その為、繰り返さないで書く方法を”私”が模索・工夫していたのが小学生時代でした。
単語を覚えられない事態に、私は以前と同じように、英語の学習方法を模索した訳です。
その過程で知ったのが、
”中一ショック”
”ディスレクシアの英語”
というキーワードでした。
そして、小学校時代感じていた違和感は、調べていく内に、たまたま私が取っていた”子どもに合わせた学習法”が功をを奏していただけと感じました。
続く
※1 意識しないと、未だに足し算・繰り上がりでミスをします。定期テストで6割取ってきた事がありますが、準備もせず追試は満点。
理解は出来ているけどは、中学受験時と変わらないなぁと溜息が出ました。
※2 「なんでみんな1回書いただけで覚えられるの」という台詞が出てくるぐらい、丁寧にやらないと、きちんと書けません。(大量に書くは無理な子です)
が、どうやら最近になってシアン自身が書き順をきちんと覚えるのが一番有効の様だと判ってきたようです。
小学校の内は、何処が省略できるのかを確認する時間が勿体ないというか、怖かったので、ずっと同じやり方をしていました。中学になって時間がある内に、色々試して欲しいものです。