中学受験 Vandre min vei

自宅学習メインで中学受験終了・・・ただいま2匹めのどじょうを狙っています。

何がいけないのか?  本編

元々は、4年生の成績急落という言葉が頭に住み着き、

2年生から大手塾に通わせ始めた方の”何が問題なのかしら~”という台詞に、

うーん、どう伝えればいいのかと考えるようになったのが始まりでした。

 

 

まぁ・・先書いて置くと、

 

大手塾通塾は、1年生からでも効果というのが目的では無く、学童代わりと割り切っているご家庭はあまり影響を受けていない印象です。

 

 

 

さて、

何か指針となるものに対しての意見から入った方が良いかなと思い、

www.e-juken.jp

 

からの、個人的な意見を先に書いて見ます。

 

 

西村 則康さんの記事ですので、当然”塾より”の意見です。

(詳しくはリンク先を読んで下さい。)

 

低学年から塾に通うメリット
・勉強の習慣がつく
・勉強の楽しさを理解する
・考える力をつけられる
・中学受験の最新情報を得られる

 

低学年から塾に通うデメリット
・自由な時間が減る
・親がプレッシャーをかけてしまう

 

メリット4つにデメリット2つとなっています。

 

他の所もピックアップした所で、教育業界よりのライターさんがほとんどですし、若干親というのがプラスされている程度でしょう。とはいえ、このHPでは、デメリットが少ないので他のライターさんのご意見もありがたく使わせていただく事とします。

 

後、完全親の立場になると、必ず出てくるのはに金銭的デメリットですね。

(ただこれについては私は除外します。)

 

 

そして、私は公立の学校を知らないので、

視点が違う方もいらっしゃると思います。

御承知置き下さい。

 

 

 

 

ではここからは個々について見ていきます。まずはメリットへの感想です。

 

・勉強の習慣がつく

えっと、たかが週一の塾通い・宿題も出ないような所も多い中、そこ期待しちゃいます? というのが本音です。

 

・勉強の楽しさを理解する

カリキュラム的に負担が少ないし、勉強嫌いにさせないようにするのが目的なので合致すれば良いのでは?と言う程度です。


・考える力をつけられる

1-3年までの授業内容は先取りでは無い部分が多いので、教材次第では良いのかと思います。

 

・中学受験の最新情報を得られる

うーん、この情報は塾がお知らせしたい情報ですよね。フラットな目を維持したい方にはいらないような気もしますし、正直煽られる可能性の方が高い気もしてしまいます。

 

 

という感じです。

ではデメリットはというと

 

・自由な時間が減る

習い事沢山やっている場合は、塾だけが問題ではないのではないでしょうか?

 

・親がプレッシャーをかけてしまう

成績が出る事の弊害ですね。まだ本格的な内容では無いのに、一喜一憂するというのは非常にマイナス要素が大きいと思います。

 

プレッシャーが一番の問題として、それがクリアできればデメリット無いですよ・・的に書かれているような気がします。

 

 

 

さて、他のHPなどを見てみると、こんなデメリットも書かれていました。

そして、色が違うのは物は家の周りの環境であり、あまり一般的ではないかもというのを私が付け加えました。

 

・勉強嫌いになってしまう場合がある

あれ?楽しく学ぶのが目的な筈なのに・・・

現実としては、考える問題に取り組むのには早いお子さんも居るし、順位などに左右される状況があります。親のプレッシャーというのもあるでしょう

 

・学校の勉強が疎かになる

これに関しては、3年生までだとあまり直結していないので、塾でやった~!!となる局面は少ないではないかと想像しますが、実際はどうなのかな?

 

類似ですが

・学校の宿題が疎かになる

結構な量の宿題が4年生まで出る環境です。

中学受験入試問題のベースは教科書に出る内容な訳ですから、授業や宿題を疎かにする理由がありません。習い事や塾でこの時間を削られている家庭や、”そんなのぱぱっとやっちゃいなさい”とか言ってしまうご家庭。能力が非常に高くかつ持続性を持ったお子さんならそれもありなのかもしれませんが、概してそこまででは無いお子さんにも要求しがちです。結構痛い目に合うと思います。

 

・それなりの人数が同じ塾に行っている場合、早い段階で塾カーストが学校で形成される。 (ただし、現実が見える頃には収まる w)

親からだけでなく友達とのやりとりに塾クラスが会話に出てくる状況は色々なデメリットがあると思います。友達関係が変化を見せるギャングエイジの中学年の方が問題が大きいと思います。

 

シアンは大手塾には通わなかったので、その中に巻き込まれること無かったのですが、「おれαなんだ」「どうだった?」etc.のピークは4年生だったそうです。(3年2月入塾の子が多かった)

コットの学年は色々な流布が多く、1・2年からの通塾の子もそれなりに居るようです。結果・・すでに始まっています。

 

 

・塾のスタイルに馴染む(または慣れ切ってしまう)

慣れるのは果たして良い事のなのでしょうか?塾で良い成績を取るにはスタイルとかリズムに馴染んだ方が良いでしょう。しかし慣れ切ってしまうというのも問題が起きる要因になります。

 

 

 

 

つらつらと書いてきましたが、まず4年生の成績急落について。(主にサピックスだけどね)

書いてきたように、優秀だった我が子が4年生になったら成績が下がった。

すなわち、受験への助走は低学年の塾通いじゃなかったって事だと思います。

だって、来年もこの塾に来てほしいなぁ~~。勉強って面白いでしょって授業から、さぁ受験に向けての本格的な下準備始めますよ~~に変わった訳です。

所が子どもは前のままの気分・親も同じ。

あれ?何で?となる場合もあるのでしょう。

 

また、タイプにもよるのかもしれませんが、

先に入っている事でいらない優越感を持ってしまう場合もあります。

 

 

 

 

さて本題。

低学年からの通塾の私が考える最大のデメリットは、

 

学年が上がるにつれ、塾の成績は良くて維持・普通は下がる

 

という事だと思います。

 

 

 

 

力尽きたので 続く・・