中学受験 Vandre min vei

自宅学習メインで中学受験終了・・・ただいま2匹めのどじょうを狙っています。

先取りの優先度 1(?)

先取りについて色々と書いてきておりますが、棚卸というかまとめというか、繰り返しというか・・の記事です。

 

 

 

まず最初に・・・・、私自身は中学受験の先取り自体を否定しているのではありません。むしろ言葉にすれば、「受験を楽にする為に先取りをしている」という多くの親と同じ文面になります。また、何度も書いておりますが、全員受験する環境ですから、学校自体が先取りの部分が多々あります。そういった意味では、公立の環境の方は、家庭での先取りは重要なウェイトを占めるとも言えると思います。

 

なので、先取り自体は必要と考えています。

 

しかし、先取りが追い付かなくなった途端、弊害が出るような先取りは不要とも考えています。

 

判りやすい例としては、予習シリーズ4年生を3年生で先にさせておいたので、上位クラスにつけることが出来た。しかし、段々並行して進めることが出来なくなり、先取り崩壊・・と同時にクラスも下がっていく。闇雲に学年より上の教材をさせる先取りは、非効率ですし崩壊しがちです。私が危惧する先取りは、効果が残りにくい先取りです。

 

 (今回は辛口表現があるかもしれません。)

 さて、今回は題名から離れないように、頑張ってみます。

 

私が考える先取りの優先度No.1

 

学習習慣 (どキッパリ!!)

 

そこ?と言われるであろうし、すでにやっている・・という方が多いと思います。

いやねぇ・・学校の勉強以外+αに慣れておくのは受験準備開始時、抵抗は少なくなると思います。

ただ、周りを見回すと、後々面倒を引き起こしそうな学習習慣もあれば、遊びが大事と0の方は・・・私の環境ではいないか。どちらにしても、低学年時の学習習慣はのちに大きな影響あると思います。

 

 

面倒を引き起こしそうな学習習慣・・やらせすぎというか、次から次の課題を渡すタイプは、取り組みが浅くなります。その浅さに苦労するのは、高学年になってからだと思います。 学校の授業への軽視しがちご家庭は、この頃から学校への発言を始めます。特に宿題が簡単であればあるほど、「休み時間ですましちゃいなさい」や「それくらいぱぱっと」という言葉が出てきます。簡単であるなら、家庭で宿題に沿った適度な負荷を掛けてあげれば良いのです。各授業内容に関しては様々な環境・ご家庭があるのでコメントは差し控えますが、最低限「教科書軽視」の発言は辞めた方が良いです。

 

 

逆に宿題以外は0時間。これもご家庭の方針があると思いますので、それに関しては申し上げる事は無いです。ただ経験上「0から1」というのはとても大変でした。リセットされてからの1も同じです。いきなり「塾の時間+塾の宿題」の波に立ち向かわせるのは、子どもにとってもきつい事だと思います。

 

 

 

学習習慣を先取りとする目的の一つは、自分の子供はどういう状態だと勉強をするのか、どの時間が一番集中できるのか、シミレーションしつつ、”親が子どもの学習習慣を見極める先取り”という側面もあると思っています。

低学年先取りは、子どもに合う・合わない教材のチェックや声掛けのアプローチの仕方を親が先取りしていると言えるのでないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

(続ける?)