こんなことやっています その1 低学年の漢字学習
長々とシアンの英語の様子を書いてきましたが、
多分コットの方が、色々ひっかかりそうな予感があります。
高い空間認識力とディスレクシア。
別のこの一点で、判断している訳では無いのですが、非常に納得する記事を見かけます。そして、シアンの助言もあり、英語に関しては早めに対応しようと思っています。
さて本題
こんなやり方やっています。コット編です。
今回は漢字。
10回書きなさい に苦痛を覚えていたシアン。
1つの文字を10回繰り返し書くのは拒否しましたが、
10個の熟語を書く事は厭いませんでした。
コットは覚えるまで書くと何度も書きます。
でも書く事が主眼になってしまったり、
間違って覚えたりしている事はあります。
最初の情報収集が大事と思い、色々検討しました。
そして、取り入れたのが”書き順の記憶”と”空書”です。
シアンが書き順で漢字を覚えるのが(シアンにとって)最短と気づいた様子から、
書き順というのは意外と重要なファクターでは無いかと思ったのです。
書き順というのは、筆で書きやすい順番になっている。
余計な動きが入らないという事だと解釈しました。
そして”空書”とは空中で大きく一回書くという方法です。
これは3年生ぐらいでも意外と出来ないという話でした。
画を重ねずに正しく書くというのは、中々難しいという話でしたが、空間認識力の高いコットなら容易ではないかと思った訳です。
新しい漢字を覚える時は、まず書き順そして空書としました。
やり始めた空書。
最初の頃は一画・一画が重なっています。
それを私が紙に書くと、ものすごい字が出来あがり。
二人で大笑いしながら(福笑いの感覚)繰り返していく内に、
空書が難なく出来るようになりました。
そして、漢字を覚えるのが格段に楽になって、コットも私も満足。
私は1人で悦に入っていた訳ですが、
その後とある論文に出会いました。
うん、そうだよね。
大量に書くだけじゃなくって色々なやり方、昔からあったよね。
書き順と空書しっかり入っているじゃない。
集中して1回だけ書く。
大きく書く。
指で書く。
ノートと鉛筆にこだわらない。
(そういえば以前相談受けた子、最終的に兄弟の体に墨で書いて覚えたと言っていたな・・遠い目)
ノートに繰り返し、いっぱい書くだけがやり方ではありませんよ~~
というお話でした。