言葉足らず
「親は勉強は見ないで下さい。」
という塾を時折聞きます。
そして、ネットでは、
「私は勉強に口出ししなかった。塾のお任せして最難関!!」
という書き込みが。
後者に関しては、逆でしょうと言いたい。
「最難関に行ける子だから、塾のお任せで済んだ。」
だと思います。まぁ実際こんなこと書いたら突き上げ喰らいそうですけどね。
で、塾の方の話ですが、
いくつかのパターンがありますが、言いたい事は判るつもりです。
「親が管理すると子どもの自主性が伸びない。」
「色々な教え方をすると、子どもが混乱する。」
「感情的になり家庭の雰囲気が悪くなる。」
という、ことだと思います。
と、念のため検索かけたら、某家庭教師HPと同内容・同順番 orz
気を取り直して、続けます。。
まず、塾という所は最大公約数に対しての言葉を使う物だと思います。
何人もいる生徒に向けてであり、個々への物では無いと私は考えます。
(注:個々の面談での話の場合は違うのは当然です。)
3つとも意識をしつつも、
最終的には自分の力で取り組むというのが大切だと考えるところであれば、
「親が管理すると子どもの自主性が伸びない。」となりますし、
教える内容に自信がある所であれば、
「色々な教え方をすると、子どもが混乱する。」
でしょう。
3番目は普遍的テーマだと思うので敢えて除外します。
そういった細かい説明は無しに、「親は勉強は見ないで下さい。」というと色々な親がいますので、受け取り方も様々になります。
勉強を見るのもストレス・見ないのもストレス・・が普通の親だと思います。
規律のある勉強が出来る子というのは、やはり少ないです。
資料管理に徹底したという親御さんを以前某雑誌で見ましたが、これも何だかなぁ・・と思うし・・・
まぁ何が言いたいかというと、
困った親御さんに振り回されがちの塾の立場も判ります。
でもね、多分・・絶対・・・大声を出さない普通の親御さんの方が多いんですよ。
最大公約数に該当しない子もいる訳ですし、判断は出来ても対応出来ない親もいる訳で・・・
保護者の立場からすると、見ないで下さい・・・はどの範囲なのかぐらいは、塾の指針として話してほしいなぁ、と思ったりする・・・
というお話でした。