受験終了時期ですね。 No.2
今回は難関女子校の今後の動向・・・についてが気になる!!
という話です。
(注:妄想日記とも言う)
今回初めて日能研・SAPIXの合格者実績をリアルタイムで追ってしまいました。
いや繰り上がりとかは、ベテランボランティアさんがいらっしゃるのと、興味対象外なので違います。
昨年2016年の女子上位層の衝撃は鴎友の日程変更だと思います。
結果、吉祥女子の1日募集増員(増員自体はその前年だったと思います)と相まって2日難化しました。(すいません、エリアが違うため頌栄さんのチェックはしていません。)
鴎友・吉祥女子の判断は、第一志望の子を多くとりたいという、学校運営を考えれば至極当然の流れだと思います。
受験時の偏差値や成績より、その学校に行きたいと思っている子が多いほど後の結果が変わってくると私は考えていますので至極もっともだと考える訳です。
さて、四谷大塚の偏差値表で、一番悩ましい偏差値帯は女子の61~65ぐらいだと考えています。どちらの学校が良いかな?と悩むよりなにより学校が無い!!
シアンがまさにこの偏差値帯にどっぷり入っていましたので、良くわかります。
上を目指せば合格率が低く・吉祥・鴎友を選択すると80%が出てくる。
間は無いのか!!と合不合を受ける度に突っ込んでいました。
まぁ結果としては、鴎友の2日が無くなった昨年。こちらのエリアは吉祥女子に集中して、Y80%・G75%は幻となりました。
その昨年の結果を受けて各塾は今年どう判断するのか気になりとチェックしていました。(最終合格者はチェックしていません。あくまで途中の数値です。)
吉祥女子 (日にちは2日からですが、ずれがあります)
日能研の合格者推移
43→67→78
サピックスの合格者推移
23→85→126→144
鴎友
日能研の合格者推移
48→71
サピックスの合格者推移
81→109
妄想ですが、
吉祥女子は日能研は第一志望扱い・サピックスは上位層へ滑り止め扱い。
鴎友は逆に、日能研は上位層の滑り止め校・サピックスは第一志望扱いと位置付けているのでは無いかと感じます。
各塾の思惑はともかく、ただでさえ悩ましい偏差値帯女子の悩みはさらに深くなったと思います。2日の吉祥女子激化は落ち着いたようですが、それでも厳しいのは変わりなくなりました。
さて、ここからが本格的な妄想。
吉祥女子・鴎友が第一志望優先主義を続けた場合・・塾によりますが、何としても吉祥・鴎友ラインはキープしたいご家庭は、御三家回避にシフトする考えます。その場合、おそらく影響を受けるのは女子学院では無いでしょうか。同じ偏差値帯2月1日の雙葉・早実・渋々・・それぞれに特色が強いですから、動かす人は少ないのではないかと想像する訳です。もちろん、女子学院の校風に魅かれての絶対女子学院の層は多数存在しますが、現実問題として悩ましい層がトライしないという気持ちは想像に難くないです。
そして、同時に2日の豊島岡を仮想第一志望(もちろん本気の第一志望にも)とするパターンが増えるのではないかと思う訳です。
世間的なイメージでは桜蔭の滑り止め的に揶揄する方が多いですが、豊島岡はすでに第一志望とする方が多い学校に変わっています。むしろ、1日吉祥・鴎友・2日豊島岡という方が自然な流れだと思う訳です。
そして、もう一つ妄想。
女子学院のサピックス占有率が上がるのではないかと想像しています。
同時に、悩ましい層は苦しいパターンが増えるのではとも想像します。
あと、私の中で頌栄の立ち位置が芝に(さらに)被るようになってきています。
前年の結果を受けて動くと、色々としっぺ返しが来るのが受験というものですので、第一志望をしっかりするというのが大切だとは言うのは変わりませんが、5年後どうなっているのか・・気になる所です。
以上予想好きの大言壮語でした。