1年生の教材
低学年向けの教材。ドリルなどが多いですよね。
後、中学受験を意識してだと、最レベ・はなまるリトル・きらめきとかですかね。
低学年、特に1年生には、ほぼほぼ不要な物か、つまらないものが多いです。
他の家庭のブログを見て、家の子よろこんで〇〇やっています・・・・というご家庭もあるんだなぁと思うに留めて、まちがっても「何で出来ないの!!」とかでは本末転倒です。
先日たまたまネットで見つけたブログ(そしてどのブログかは忘れた)での紹介ページ。本屋さんに置いてある漢字ドリル全部紹介?というぐらい、同じようなドリルが並んでいました。これをみて買いたいとクリックする人はいるのだろうか?と20秒ほど固まってしまいました。
1年生にあった教材というのは意外と難しいです。
何せすぐに先取りになってしまいますから。
個人的には、先取りは慎重にやらないと効果が薄いというか、むしろ害になる場合があると思っています。
学校の流れと家の流れを合わせて、学校の課題を深くする方が良いと考えています。
こんな簡単というのなら、その簡単な事をきちんとやるに変えてあげれば良いじゃないとなる訳です。
実際みた宿題は、ノートに3回ならった漢字を書くというのがありました。
宿題おしまいに、びっくりしましたし、お母さんも苦笑いしていました。
と、思ったら、家でも同じような事がコットでありました。
なので、宿題終わった後、用意していた
小学漢字 1006字の正しい書き方 旺文社
で、宿題の漢字を調べる作業。
書き順を覚える作業。
熟語を眺める作業。
等を加味しました。
熟語を調べるは1つだけ、辞書引きの練習に。
コットは熟語に使われている、他学年の漢字は何年生で習うのかを、1006字で調べたりしていました。
別にこの時期は”きちんとやらせる”のが目的では無く、”将来これがきちんとできるようになろうね”というスタンスで良いのでは?
すいません、先取りになってしまう教材の話でした。
我が家では、(特に)1年生では複数の教材を用意しておきます。
それぞれ、アプローチが違ったり、パズル要素があったりするものが中心です。
算数を1冊・国語を1冊・漢字を1冊とやる事は決めてありますが、どれを選ぶかは本人に任せています。また、やっていない範囲や本人の敷居より高くになったら、すぐに一度回収して、また後でやろうねとしています。
コットは疲れている時は、楽しい教材。やる気のある時はちょっと難しい教材を、という風に使い分けています。
通して1冊は1年生は向いていないと思います。
後、コットが喜ぶのが、私の手にかかった教材です。
幼稚園から文字・計算をやってきている子だと、なぞり書きを嫌がる子が目立ちます。
結局幼児向けは1年生の先取りのようなドリルが多いので、すでに飽きているのでしょう。家に1冊5歳児用のドリルが残っていました。色々な言葉のドリルで、まぁ内容は悪くないのですが、なぞり書きのみで、コットは難色を示しました。
そこで、国語のノートにボールペンで罫線を引きマスを作り、写し書きに変えるとうれしそうにやりはじめました。
普通の計算ドリルでは無く、さくらんぼ算や低い段のみのいしがき算の罫線を用意すると、これまた喜んで取り組んでいました。
そういえば、小学校受験の時、学校オリジナルの分野を自作しました。せっかく作ったのでとお友達の家にもコピーして渡したのですが、どの家も喜んでやっていたと聞き嬉しかったです。どうも”自分だけの問題”というのは、子どもにとって嬉しい事のようです。
大量でも、長時間でもなく、難しくなくとも(ちょっと考えるレベル)、
毎日決まった量をやるという習慣は、自宅メインのシアンの時とても役立ちました。
嫌がらず、一歩一歩進めるのが今の時期は良いかな?と考えます。
最後に、世の教材は結構ターゲットが”親”だったりします。
本来のターゲットは”子”なんですけどね・・・・
スポンサー狙いというのは、販売戦略的には問題無しなのですが、
”夢一杯の書名”・”心躍る帯”などにお気を付け下さいと、
手に取った本をそっと棚に戻す時があります。