きちんとやる
2つ前の記事で「地道にやる」って書いたんですが、
「きちんとやる」とか「ていねいにやる」を子どもに命令形で簡単に親は言うが、
きっと子どもからすると難しいんだろうなぁとは思っています。
子どもからしたらかなり抽象的な表現になっちゃうわけですよ。
例えば
幅を狭めて具体的に
「計算式は全部書く」
と言い換えた所、計算式を書いてくれる子は少ない。
家の子二人とも計算式は書くではダメ
シアンは、問題用紙をリアル用紙に近づけて、計算スペースはこの分。この中で計算ミスをしないようにやりなさい!!を3か月続けて進歩はあまり見られなかったが、2月1日午前 生まれて初めて計算ミス見つけて直した!!と返ってきました。
コットもしろくまさん直伝 屏風折
個別相談 2-075 屏風折について(計算用紙) (小6)shirokumafan.wordpress.com
(ただし関東なので白紙の計算用紙は配られないので本番対策は別途考案しないといけない)のやり方を教えてから見直せる計算をするようになりました。
言葉だけじゃわからないですよね・・・
で、まぁ最近の事ですが
シアンが予備校の共通テスト現国講座を始めて受けてた日の夜
「あのさ~、私って文章きちんと読んでいなかったったよく判った」
(私の怒涛の言葉のラッシュは割愛)
「私の言い方が悪かった。私は今までもきちんと読んでいるつもりだったの。でも、それはつもりであって、本当にきちんとよむっていうのはこういう事なんだって授業で判った」
という事でした。
これ高校生の発言なんですよ。
小学生に置き換えてみると、
きちんと読みなさい!! きちんと読んでいるよ!! のバトルが浮かぶんですよね。
結局、落としどころは無いのですが・・・
まぁ
抽象的表現って子供を動かすには難しいです。
具体的な言葉でも子供は中々動いてくれません。
やるべきことを視覚化して動いてくれたら御の字です
って感じでしょうかねぇ