やっているのに下がる(の続き?)
以前、塾選びの記事に関連して、やっているのに下がるケースを取り上げた事が有ります。
真面目にやっている子が報われないこのケースは、いつも・今でも気になっています。
このケースに気づいたのは、
状況は置いておいて、
「直前で覚えて、試験終わったらきれいさっぱり忘れる」
と豪語していた子の言葉でした。
とても成績も良い子で、
スパイラルという名の元で、忘れるを補い、
そのまま突っ走って行ける子だと思っていました。
詳しい脳の働き何て判りませんので、
ものすごい勢いで覚えデリートしていくメカニズムなんぞ手に負えません。
ただ、そういう事例は少なからずある・・を体感しているだけです。
女子に多い・・ような、というか見てきたのは全て女子です。
何が違うのか、ずっと引っかかっています。
あるブログを見て、これかな?と思うような文章が有りました。
(そしてそのブログが判らなくなった・・orz)
まず学習・記憶などを検索すると、
反復学習の重要性がずらずらと並びます。
で、取り上げられるのは、「エビングハウスの忘却曲線」について、
復習する時期が大事というのが定番。
ただ、やりすぎてしまう場合について触れている所が中々無いので、
繰り返しが大事で終わってしまっているような気がします。
何となく、理科の学習法の「実践が大事」に通じるというか、それは判っているんだよ、その先!!と同じ経路をたどっている感じです。
で、やっと見つけた内容は(うろ覚え)
繰り返ししすぎると、不要なデータとして忘れられて行く
という物でした。
・・・・・・・・・・この内容からさらに辿り着いたのが、
「単純な反復に脳は耐えられない」
「ごく短い期間の反復は、記憶を干渉してしまう」
などに出会いました。
結局まだまだ途中・・という感じなので、いつもの同じような文面となりますが、
反復は大切・でも時期と量を考えて・・・
ということになりそうです。
女子が多いというのは、これを考えると納得と言うか・・
作業好きな子多いじゃないですか?
繰り返しを苦にしないというか、むしろやった感に満足とか・・
そういった意味では、
短い期間での繰り返しハードなテストがある所が向かない子もいるというのは判ると
いう感じですかね。。