国語が得意になりそうな子
毎年の事ながら7月になると、子どもとの時間が増え更新頻度は極端に下がります。
今年からは別件の用事もあり、今後は今まで以上に更新は遅くなると思います。
チェックして下さっている方が居られましたら、先にお詫びしておきます。
・・・・・・8月になってしまいました。
その代わりと言っては何ですが、リアルでママ友さん達に会う機会が増え、
ランチを~、お茶を~と声を掛けられるのですが、秋までゴメンという感じです。
タイミング良く時間が合えば、お話を聞きます。
7月は各所で面談などあるようで、色々と悩みは尽きないようです。
そんな中、国語は得意になりそうな子のお母さんからの相談がありました。
こちらの自宅学習用教材は全て私が紹介した物か、紹介したシリーズを忠実に使っています。
以前、パズル系が弱いのでという事からセレクトした教材があります。
正直反応は悪いだろうが、他のよりは良いかも?という感じでのお薦め程度。
今回の相談もやはりパズルが弱い。かろうじて私が紹介した教材はちまちまとやるが、他の教材は手を付けてくれない。どうしたらよいか?というものでした。
正直パズル系のお勧めって難しいですよね。
どういう力をつけさせたいというのが判りやすいせいか、
反応にムラが大きい事が多いです。
何でも来いという子もいるのかもしれませんが、
好きだからこそこだわる子も多い。
気持ちは判る。
パズル大事と言われるし、そういう能力があった方が良いと思うだろうし・・
ただなぁ・・この子の国語的な能力の高さを考えると無理にパズルをさせるのが忍びないとも思う。
最近以前に増して思うのが、子どもは大人が思っている以上にシングルタスクなんじゃないかという事。上手く書けないのですが、
相反する能力を同時に上げようとすると、高い方が低くなることにより平均化する
ような気がするんですよね。
いや、漠然とした感覚なので全く確証はないのですが・・・
今回は、パズルと国語が相反するのかと言われると、嫌・・そうじゃないんですが・・パズルに必要な力の一部が今広がっている国語の力にマイナスな面もあるんじゃないかな~~~という程度には気になります。
そもそもなぜパズルをさせたいかというと、
算数にはセンスが必要
↓
その辺りを鍛えるのはパズル
↓
パズルをやらせた方が良い
という感じでした。
あー、1年の時に教材を選んだ時に、私も似たような事を言いました。
でも現在は、その子の嗜好を考えるともう良いんじゃないか・・と思うようになりました。
なので、
中学受験算数を意識した”センス”を求めるのであれば、
算数の繰り返しによるセンス経験を積ませれば良いのではないかと答えました。
例を出すならば、
図形で補助線が必要な場合。
初見であーここねと引ける子がセンスがあるされます。
しかし、
ここの時にこう引くという経験を繰り返す事により引ける子になります。
どちらが大事か・・となった場合、
多分・・初見で引ける子は安心だよね・・最難関とか狙えるかも?????
です。
でもある程度のラインの学校までを考えるのであれば、問題の繰り返しで大丈夫じゃない?センスっていらないよね?
と思っています。
この辺りを話して、結局無理にパズル系を入れる事は無いとなりました。
・・・・・・・・・・国語系のパズルは紹介したけどね w