転塾 (時期がずれたけど)
こちらの記事は7月上旬に書きはじめたものです。
1か月ほどずれてしまったので、タイミング的にはどうか・・とは自分でも思っています。
塾に入る前は、色々な条件を検討して選ぶわけですが、入ったらその条件は妥協できるものだと気づく・・という事もあります。
5年生・・夏休み前の転塾が一番悩ましいと思います。
そして、転塾という判断に至るまで、色々と思い悩んだ親御さんに追い打ちをかけるのが、塾がいう”カリキュラム不足”という言葉でさらに不安に陥ります。
私は何かあった際、一番良いのは4年2月の転塾だと思います。
でも、あれ?ちょっとと思いつつ何とかなってきた4年生では、その決断は難しいものだと理解できます。
そして、迎えた5年・・・・
ここに来て転塾という言葉が浮かんでいる方は多いのでは?
半年前に時を戻す事は出来ません。
でも、後悔とか口にするにはまだ1年半という長い期間があるのです。
私的にはカリキュラム不足は無問題じゃない?と思っているのですが、
世間的にはそれは異端というものらしいです。
塾の先生も、ごっそり抜けていたとか書いていたりしますし、そういう側面もあるっちゃぁあるんじゃない(こういう口調になってしまう事で察してください)かとは(一応)理解は示します。
考え方としては、5年生7月の今だったら、適切な教材を夏休みに4教科1冊づつ3巡・・無理だったら2巡・・さらに無理だったら1巡やるので良いんじゃない?程度の認識です。夏明けでも一緒です。移行期間にこれをすればよいのでは?
別に中学受験を軽く見ている訳でもなんでもないのですが、
正直、一握りの学校以外余り特別な事をしなくても良いんじゃない・・と思っております。ましてや今の時期を考えれば余計です。
自宅学習のみで受験を終了した方を時折見かけますが、その辺りだったら可能だなというラインが私にはあります。そしてそのラインは多分中学受験の常識にとらわれている方が思っているより高い所にあると私は思っています。
話がずれてきているので、”カリキュラム不足”に絞って続きを書いてみます。
この問題が出てくるのは、
大手→大手
または
大手→カリキュラムがしっかりしている中小塾
という事になると思います。
出来ない所を補える形式の塾であれば問題は生じません。
転塾を考えるというのは、
塾への不信や成績が振るわない・下がったなどの原因にあると思います。
5年生の時期という事を考えると、
成績・・・どの塾であれ50以下であれば、
”カリキュラム不足も何もないよね”
と私は思うでしょう。
足りないのは基礎力であり、
単元不足の影響は大きく受けるかもしれないけど、原因はそこじゃない。
そこを無視して、おたおたとして、某塾系列にすがる事となるご家庭は決して少なくないです。(私自身は某塾系列はその受け皿として評価しています。)
また、1つの塾で上手く行かなかった。諸々の問題あり。カリキュラムは進んでいる。
そんな状況でありながら、全て受け入れてくれるお任せの塾を探す。
それには違和感を感じます。
なぜ、塾がわざわざカリキュラム不足を伝えるのか。
塾の方針として面倒が見れないからかもしれない。(個別対応が出来ない)
でも、そもそもの問題点は塾という立場からではなく家庭にあると思えるから
とも考えられるのではないかと思います。
さて、カリキュラム不足は本当はどうなのか・・・
我が家の環境で、完全に予習シリーズの通りの流れで行っていたのは算数だけです。
国語は流れは無視(漢字も学校をメインにしていたので、まだやっていない漢字は失点可)
理社は一応流れに沿ってはやっていましたが、並行してた基礎繰り返しの方を重要視していました。
なので、カリキュラム通りに進めていたのは算数だけです。
4年生1月の模試。
SOの際、サピックスと予習シリーズのカリキュラム比較しました。
ちょっと記憶が曖昧なのですが、予習シリーズで出てこない単元は1つだけ。
むしろ予習シリーズの方が進んでいる所が多い印象でした。
SO前に、サピックスで終わっている一単元に関しては、
シアンに”取れなくて良い”と言っておきました。
実際その単元に関してはほぼ取れなかったと思います。
結果として、算数の成績としては偏差値63。
(もちろん3年間通してMAXだったけどね)
同時期の四谷のテストは偏差値62。
つまり、新5年生の段階での、
予習シリーズ系→サピックスへの転塾は算数に関しては影響が少ないと言えると思います。
主題が絞り込めていないせいか、あちらこちらに話が行ってしまいますね・・