後何点より
東京・神奈川の中学受験生の方は後2か月ですね。
前に書いていたブログの内容と被りますので、以前のブログからの方はスルーで^^;
過去問もやり、何点足りない!!となっている時期かと推測します。
受験者・合格者 最低点・平均点などとにらめっこの時期かと思います。
この時期に、3教科は大丈夫、後1教科をなんとかすれば!!を、
何とかするのが塾の腕の見せ所と、敬愛する先生がおっしゃっておりました。
はい、ここ重要です。
後1教科は何とか出来る。
裏を返せば、2教科・もしくは2校分は厳しいと言えるのでは無いかと思う訳です。
過去問で点数を取る事も重要ですが、過去問から点数の取り所を探す方が
もっともっと重要だと思います。
シアンの第一志望の過去問の出来を見ると、
国理社は大丈夫でした。(但し、受験者層を考えるとカバーできるほどではない)
問題は算数。計算ミスが多く、どの志望校別模試でも算数が足りていませんでした。
計算ミス+大問1つ分・・おそらく(推定)後20点で合格が見えていました。
(計算ミスがひどかったんです。)
落としている大問の傾向をチェックすれば、
毎年出ている分野が、能力的には絶対好きな筈なのに、
計算ミス誘発で毎回落としていました。
確かに6年間は計算ミスとの戦いでした。
しかし、注意をすれば出来るのも判っていたので、
試験時間だけでも計算に集中させることが出来ればと賭けました。
2か月間それに終始していたと言っても良いでしょう。
間に合わない不安もありましたが、間に合いました。
対して第二志望校
算理社はかなり大丈夫でした。トータル+30点はされていたと思います。
国語だけ受験者平均。
後10点で合格者平均になります。
しかし、国語の失点部分をどうチェックしても、
シアンが何とかして取れるようになる部分がほとんど残っていないのです。
2か月間でシアンの天敵”物語文”を学校仕様の答えで後10点を取れるようにする。
厳しい・・と思いました。
点数的には10点・20点と大きく違いますが、
より確率の良いと判断した方を優先した結果、
第二志望校の対策はほぼできないまま、入試に突入し落ちました。
過去問合計点は合格者平均を上回っていましたが、
本番ではおそらく国語・・・そして推測ですが算数の油断(計算ミスorz)があったのではないかと推察しています。
私も他教科でカバーできるという慢心もあったと反省しています。
まぁ、普通は後一教科が一致しているでしょう。
この場合は2校分強化が可能だと思います。
もちろん腹の括り方次第で2教科の弱点2つ潰しも可能なのかもしれません。
でもですね、これからの2か月で、
今まで苦手だった事を出来るようにする訳ですよ。
当然それだけでなく、得意な所の維持も必要です。
そうなるとやはり、あと一つなのでは、
そして二つあるならば、どちらを主にするかはその分野によるのではないかな
無いかなと思う訳です。
後1教科。
これさえできれば。
口幅ったいですが、
難関校へはそれらをどう制するかだったのだと感じています。