女子の塾選び (その2)
成績が下がっていく女子。
詳細を書き始めると題名から離れていく部分も大きいので、塾に関連する事だけ今回は書きます。
塾選びと書いておりますが、ターゲットは一部です。
優秀層が選ぶ塾・・・・サピックスとその他周辺塾です。
周辺塾は質問頂いても名前は出しません。
が、1つではなく複数をイメージしています。
本質的な記事の題名は、”サピックスに向かない子”になると思います。
向く子として書かれている記事は見かけます。
複数みて、共通するのが、
”負けず嫌い”
というのがあります。
確かに重要なポイントだというのは間違いないと思いますが、それだけで乗り切れるほどではないと思います。私が見てきたお子さん達も十分負けず嫌いでしたからね。
”地頭が良い”
というのもありました。
これも半分ぐらいしか該当しないと思います。元々地頭という言葉自体が抽象的です。
親だけなく、周りからも認識されるぐらい出来ると思われているお子さんであれば問題ない筈です。
私からみて、サピックスに向いていない子
1.”記憶力が良い子”
ええっとなる方が多いでしょう。
しかし、さらに表現を付け加えれば判りやすいのではないかと思います。
”一夜漬けに強い”の記憶力が良い子です。
(逆は真では無いので、記憶力の悪い子が向いているという事でもありません。)
2.すでに自分のペースが出来ている子。
優秀層のお子さんで、今まで学校の勉強以外はノー勉でした。というお子さんは居ないと思います。もし、いらっしゃっても、出てくる問題点が違うはずなので、今回の 向くか向かないかに関してはスルーさせていただきます。
3.手抜きをする子
本人の自覚があればと思いたい気持ちは判りますが、その前にやる気がダウンする可能性が高いです。
1と2の組み合わせで4年生は”出来る子”の立場にいても、5年から徐々に下っているパターンのお子さんが一番怖いです。問題発覚が遅れがちというのも、このパターンです。
サピックスと周辺塾では、テストの難度・頻度が高すぎるのです。
他の大手も頻度は同じぐらいかもしれませんが、難度が違うのです。
いやいや、やはり難関校目指すならという気持ちは判りますが、
4年生から、無駄に難度を上げたテストやってどうするの?と私は言いたい。
土台が無い高い建物は崩れやすい。
割と低学年から優秀層であると、却って”出来た”状態でどんどん進んでいる場合が多いようです。
それでも、確実に処理していけば、問題ないのに塾のペースに合わせていく内に崩れていくパターン。
なんというか、合わないんだろうなぁ・・と思ってしまいます。
逆に
ぶっちぎりの能力がある子。
両親とも強く、本人も強い子。
ただのマイペースではなく、(やるのは前提の)ものすごくマイペースな子。
などは、 サピックスと周辺塾で、花開いていくな・・と感嘆の目で見ております。