相談中のこぼれ話?
1.こどもに言わない・言ってはいけない言葉。
以前講師経験をしていて、その時にこの言葉は2度使わないでおこうと誓った台詞。
「前やったでしょ!!」
言葉づかいはこうでは無いですが、リアル生徒さんにやってしまい物議を醸しだした経験があります。その時以来、子どもにも叱責としては使わなくなりました。(記憶を呼び戻す際に類似の言葉を使う事はあります。)
さて・・・この言葉は使わないという話をした所、
その場にいた全員が「言っちゃう~~」と答えていました。
教えている方は何処をやったか良く覚えているけど、
受け取る方が必至だから、ポロポロとこぼれていく物だから。とも話しました。
その直後、とある勉強法について話題となり、
2度目の人が居るなぁ・・とふと横を見て視線が合うと、
「あーーーすっかり忘れていた~~!!」
という声が。
ね?大人が、大事な事だって判っていても、覚えておけないでしょ?
それが当たり前。
取捨選択が下手な子どもだったら尚更当たり前な事だと思う訳です。
2.なぜですか?と聞かれて答えられなかった質問。
繰り返し、繰り返し、書いている計算ミス30点。
4年生2月から6年生12月(最後だけ20点になったけど)規則正しくミスし続けたシアン。(いまだにミスし続けている)
の、話をリアルでしていた所、もう模試経験が進んでいるお母さんに聞かれました。
相手「それずっとですよね?怒らなかったんですか?」
私 「・・・・・・・・・・それで呆れた事はあるけど、怒った記憶は無い。」
相手「なんで怒らなかったんですか?」
私 「・・・・・・・・・・・」
その時は、怒る理由が判らないと話したのですが、結構後々まで自問しているテーマです。
確かに呆れた、呆れて切れた事は1度はある。
そして、日頃もかなり怒って・怒鳴る事は多々ある。(多々ってorz)
でも、テストでミスしたからは怒る事に入っていないんですよね。
別段、何かの影響受けた訳じゃなく、テストの結果は怒る対象に入っていないし、同時に、点数が高くても褒める対象には入っていないのも事実なんです。
テストの点数・偏差値で、結果が悪ければそれはがっくりとするけど、怒る理由は本気で判らない。
結局辿り着いたのが、模試という物の考え方が違うんだろうなという事。
私は、クラス昇降や志望校という目標地点があって、その目標値として模試という物をとらえるという極めて一般的な考え方は持っていませんでした。
今の時点の問題点・力量不足を判断するものと考えると、計算ミスは課題であり、最後の模試まで解消しきれなかった問題点ではありました。
そしてそれは、この方法でも解消できなかったか~~、じゃあ別の方法を・・・を3年間繰り返していたので、むしろ私のやり方が通じない事を証明する物であり、子どもに怒るのはちょっと違う・・と思っていたのでしょう。
我が家の場合、シアンの性質に関連もするので、
計算ミス解消に関しては、完全に親の仕事と思っています。(くどいけど現在進行形)
点数が悪いと叱るとすると、ブーメランで戻ってくるので叱っていなかったんだなぁとやっと気づきました。