買っちゃった。(2018年4月 No2)
昨日に引き続き買ってしまった話。
こちらは、図書館で借りた後、買いました。
中学受験の国語論 武本貴志
中学受験・武本の塾との上手な付き合い方は以前紹介しています。
今回は、国語の公式化という側面から読んでみました。
フムフムと読んでいたのですが、
おわりに・の本当に最後の文章があまりに私の気持ちと一緒でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私自身、とても感性にすぐれているとは思えません。それでも設問がとけるのは不足している感性を理屈で補っているからです。
中略
いくら理屈をつきつめても感性には勝てません。理屈で考えるのは面倒で時間もかかりますが、感性で解く人は苦も無く瞬時に正解を求めるのです。また「その子自身が培った感性を傷つけてしまう」という意味で、感性のすぐれた子どもに理屈を押し付けるのも良くないと思います。
ですから本書に述べた方法や考え方がすべての子にあてはまるわけではありません。最後にこの点だけはご了承ください。
ーーーーーーーーーーー引用 中学受験の国語論 P176-P177 ー
国語と言う教科の難しさが良くわかる言葉だと思います。
国語を教える方の多くは、感性を磨く派ではないでしょうか?
それは日本の国語教育の生まれを考えれば当然主流派です。
こちらの先生は、理屈で教える事へのためらいもしっかりお持ちです。
そういった意味で、私的には信たる著者になったというわけです。
前も書きましたが、感性・感覚で解けるに越したことは無いです。
でもね・・期限決まっているんです。
何とかしなくちゃなの、12の冬に。
前も書いたけど、公式で全部何とか出来るなんて思っていない
打率5割でも良いんです。
そういった意味ではこの本の存在はありがたいと思っています。