先取りの優先度 1(?)
先取りについて色々と書いてきておりますが、棚卸というかまとめというか、繰り返しというか・・の記事です。
まず最初に・・・・、私自身は中学受験の先取り自体を否定しているのではありません。むしろ言葉にすれば、「受験を楽にする為に先取りをしている」という多くの親と同じ文面になります。また、何度も書いておりますが、全員受験する環境ですから、学校自体が先取りの部分が多々あります。そういった意味では、公立の環境の方は、家庭での先取りは重要なウェイトを占めるとも言えると思います。
なので、先取り自体は必要と考えています。
しかし、先取りが追い付かなくなった途端、弊害が出るような先取りは不要とも考えています。
判りやすい例としては、予習シリーズ4年生を3年生で先にさせておいたので、上位クラスにつけることが出来た。しかし、段々並行して進めることが出来なくなり、先取り崩壊・・と同時にクラスも下がっていく。闇雲に学年より上の教材をさせる先取りは、非効率ですし崩壊しがちです。私が危惧する先取りは、効果が残りにくい先取りです。
(今回は辛口表現があるかもしれません。)
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