中学受験 Vandre min vei

自宅学習メインで中学受験終了・・・ただいま2匹めのどじょうを狙っています。

先取りのきっかけ

(というか、先取り記事がどんどん増えて、自分的にどうかとは思っています。orz)

 

裏で色々と書いているのですが、ふと我に返りました。
私ってそこまで先取り必要派だったかな?と。

基礎力重視・低学年の内は博物館や読書・・という基本は変わりません。

 

 

でも現状は相変らず、社理優先・・・
今回は、今まで言葉の端はしでは書いてきましたが、敢えて社理を優先させたきっかけを、きちんと書いておきます。

 

 

 

 

シアンが低学年の頃、中学受験準備の時間を試算をしたことがあります。
拘束時間は短いと言われ+時間表を公表している塾、を選択して、どれだけ家庭学習の時間があるのかをexcelを使って計算していました。

 

その結果・・例えば4年生。 

帰宅時間16時 就寝時間を21時と想定します。(家の環境です)
就寝までの時間は、平日5時間 ここから夕飯・宿題・入浴として2.5時間を差し引き、2.5時間を空き時間とします。

2.5時間×5日・・・平日12.5時間の内、その塾だとすると2日計6時間+通塾時間1日1時間半、計3時間=9時間

平日家庭学習に使える時間は 4時間にも満たないです。
通塾していない3日に割り振ると、一日当たり1時間ちょっと・・


絶対、家庭学習時間が足りないと思いました。


土日にまわすにしても、4年生ではまだ習い事や家族のお出かけなどがあるので、
余りがっつりは入れられないとでしょう。
元々低学年の頃から、日曜日は全休として勉強を入れていなかったのですが、
これは高学年になった時勉強に回す時間を増やせる予備時間という考えもありました。
なので、4年でこれを使用してしまうのは、効果が薄いと考えているのでそこを使うは論外でした。


となると4年生の段階で、すでに家庭学習の時間キープするのが難しい。
当然の事ながら、5・6年はさらに驚くような時間となりました。

(やりましたよ私。時間捻出の為の計算。おまけに低学年に持って来れる時間も計算しましたが、割愛します。というか、残っていないので再度やるのが面倒臭いだけです。)

 


私は、この時点でかなり考えたのです。


1.まず自分は、原則として塾の学習時間より家庭学習+学校の授業(宿題)を重要としている

 

2.学校の通学時間が他のご家庭よりかかる。
それでも私立を選択したのは、学校の授業を優先させたからです。
一日6時限の授業。単純に計算しても塾よりも長い時間です。
中学受験は塾で決まると考える方は、私立小学校への通学時間は勿体ないとなるでしょう。
逆に、私は、中学受験は基礎力の上で成り立つと考えているので、学校優先。
塾に行く移動時間が勿体ないと思った訳です。

 


3.それでも塾に通った場合。家庭学習の時間は中々取れないと思った方が良い。
特に4年生は学校の宿題・課題が多いと聞いていました。(結果的にそれは事実でした)
そこでカリキュラム表を眺めながら、先に出来ることは何かを考えました。


算数・・・喜んで取り組むタイプでは無いので、学校(または塾)のペースに任せた方が良い。
国語・・・読解は年齢とも関連するのである程度の仕込みをするにしても難しい。
     漢字は、該当年を確実にというスタンスなので、そのまま続行。
理科・・・塾のカリキュラムは生物から入るし、覚えてしまう範囲なので、ここは先取り可能。
社会・・・都道府県や地形は将来は常識の範囲、地理が5年後半まで続くので基礎部分の先取りは効果が大きい。

 

そもそも、当たり前の事として、

低学年の馬力は高学年の馬力より弱い。

というのがあります。

4年で1時間かかる事を2年生でやらせると1・5時間もしかしたら2倍かかるかもしれない。学年以上の事をさせるのに負荷がかかるのは当然です。

そういった意味では先取りは効率が悪い方法になる可能性の方が高いのも事実です。

 

そんな中、私は、負担が少なく・効率を下げない部分は理社の暗記部分と判断したのです。多くの保護者の方が忘れるを前提とする暗記を、常識にしてしまう暗記に変えれば良い。時間が掛かる・・は、今ならその時間があると判断したのです。

 


なので、私の考えた先取りのそもそもの発端は、
”通塾の際、家庭学習時間が少ない”のを補うためでした。

 

 

もっとも、 ここまで考えましたが、

私の中で、4年から4教科型塾に通塾の選択肢はかなり薄れたのも事実です。

 

 


追記
excelでご家庭のタイムスケジュールをシミュレーションしてみてください。
気になる塾に塾の時間が掛かれているなら、そこを使ってみてください。
どうせ妄想なので、ざっくりとで良いです。
(ここで細かく妄想計画を立てて、実行しようとして、予定通りに行かない!!キー!!となる方はやらない方がマシです。)

家庭学習時間の捻出がいかに難しいか判ると思います。
塾で完結orちょっとの家庭学習で済むのは、ごくごく一部のお子さんです。