6年秋の成績急落 対策(?)
なぜか疑問形の題名。
だって判りますから・・・
疲れているって判っていても、
減らすという選択肢を取るのがどれだけ怖いのかということも、
一歩間違えるとスイッチが逆方向になるというのも。
それでも、急落しているのであれば、
”これじゃあ、志望校に届かないわよ!!”
と罵りたくなる気持ちをのみこみ、
一度立ち止まるべきだと思います。
どこの偏差値層をターゲットとするか悩みます。
が、所詮妄想。
好きに書かせて貰います。
まず、すぐに出来る一番簡単な事。
1.親のチャレンジ校は諦める。
子どものじゃないですよ。
親の夢は今の現実の前では邪魔でしかないです。
”もしかして”の為に割く時間など無いと肝に銘じるべきだと思います。
偏差値差10近いようなチャレンジ校をギリギリまで残すというのは、
他の学校への影響が大きすぎます。
対策をいくつもやる余裕はもうないと思います。
子どものチャレンジ校・第一志望校、
この二つですらかなり厳しいのではないかと思うわけであります。
2.やるべき優先順位・やるべき範囲を限定して、休む時間を確保する。
休む時間確保・・・
間違っても模試や授業の無い週末ゆっくり寝かせるじゃないですよ。
寝だめは出来ないけど、寝不足解消は出来るそうなので、ゆっくり寝かせる自体は良いのですが、それは、”前の晩早く寝かせた”上でのゆっくりです。
前の晩通常だと、本人はゆっくり寝たという意識が出来ません。
本人も負担が減り、休んでいるという実感が持てるような休み時間を確保してしてみてください。
次は、持ち偏差値にも寄りますが、難関校レベルを狙っているのであれば、
3.偏差値-10ぐらいの伝統女子校の過去問をやってみる。
ただでさえ、過去問をやる時間が無いのに、そんな受けない(そもそも受けられない)学校のをやるなんて!!というお叱りが来そうですね。
男子だと完全に嫌がるパターンです。
でも、長い期間学校運営をしてきた女子校の問題というのは、とてもよく出来ている問題が多いです。知っておいて欲しい問題と、どこまで理解しているか判断する問題など、偏差値に合わせた基礎的な問題で構成されています。
特に社理は、9割以上得点が出来ないようでしたら、基礎力に穴があると判断した方が良いです。所謂穴埋めを中心にして休む時間を確保して下さい。
と、ここまで書いて思った。
やっぱり偏差値帯、個々のケースによってなので、こうですよって書くの無理。
基本的には、
出来た感触が無い勉強に疲れている。
慣れた問題に安心をしているか。
のどちらかだと思うんです。
なので3は結構大切だと思っています。
意外と、基礎(=簡単ではない)固めが出来ていないパターンが多いです。
中学受験に置いて、基礎の部分は変わらない。
そう考えると、絶対落としてはいけない問題はおのずと限られてくる訳です。
いや、だってもっと上狙っているから・・・とおっしゃるかもしれませんが、
急落するということは、取れない部分に基礎も入っていると思うのです。
いや、さすがに69→64とかはの方は、違うと思います。
ここまで上を狙うお子さんに基礎部分の穴は無いでしょうから。
でも、64→59とか、59→54だとしたら、その部分は入っているでしょう。
まとめ教材はいつ、どのくらいやっていますか?
そこを本当に大切な所に変えてみると、
意外と反応が違った場合、やはり、難問疲れとかあるのだと思います。
中学受験は教科書の範囲を超えて難しい問題ばかり。なんて一種の戯言です。
範囲の無い試験はありません。
私立とはいえ、小学校も中学校も学ぶべき範囲が学習指導要綱で決まっています。
残り期間3か月を切った今、本当の根幹部分の確認・志望校への対応を優先が大事ではないかと思います。