相談例 宿題が多い (小1)
先生により、宿題は様々なんですが、これはちょっとなぁと思いました。
うーん、一つの漢字30回書くってどうなんでしょう。
昔は”10回書きなさい”だったような気がしますが、
10回駄目だったら20回。
20回駄目だったら30回。
という風潮なんでしょうかね。
最初から30回という指定は、正直効果ないと思います。
間違いなく、覚えながら書くという行為はしません。
作業となるだけです。
女子の場合、”やっている感”が好きな子も居るので、抵抗少ない子もいるでしょうが、
家の場合、作業になった瞬間覚えません。
何度も書くのが嫌いなシアンはもちろん、繰り返し書くのを厭わない方のコットでも、結果としては、覚えないでしょう。
そこを、何とかさせようと親子バトルを回避として、
放っておくとかもありますが、いかんせん、漢字嫌いになりそうな予感しかしません。
相談受けた友達には、現在コットがやっている”空書”・”書き順”を教えた上で、
宿題対策を話しました。
すでに、30回対策でお子さんは自ら、一画づつ作戦をやっていました(苦笑)
一画づつ自体は別に悪い訳では無いのですが、作業だとね~。
ということで、お子さんに”それでも良いよ”と言いつつ、2つ条件を出す事を提案しました。
1.書き順を守る事。
2.バランスを考えて書く事。
やる気のないというか、やる気の起きない宿題でも対応しないといけないわけです。(塾とかなら交渉もありでしょうが、塾でも全員相手の授業までいうのはどうかと思っています。)
隣で付きっきりでやるのも1案です。
でも、バトル回避が一番重要という家なので、落としどころはそこかな?
どんなつまらない作業でも、何かリターンを得るのを信条としているので、
書き順・形は覚えるを取る事を薦めました。
そして、
「宿題をイレギュラーな対応をするという事は、親がその責任を負うという事だからね。」
と、話しました。
結果は親が引き受ける。
低学年の内だけでなく、親が介入している時点で結果を子どもになすりつけたりするのは違うと私は思っています。