塾の模試偏差値あれこれ
最近、某所で併願を書くスレッドを見かけまして、中々面白いです。
ありえない日程は除外するにしても、それなりの結果が並ぶのは、
余り無謀な日程では無い方が多いせいでしょうか。
まぁ併願についてより、そこに書かれている偏差値が気になりまして・・
家の場合は、Y偏差値・・合不合平均で良いのかな?と思って、
久々にシアンの模試成績一覧Excelを引っ張りだしてみました。
今回は主に合不合についてのあれこれです。
思い込みがあるかもしれない記事であることを先に明記しておきます。
模試については四谷を問題配分とか、規模とかから一番信頼しています。
四谷は予習シリーズを使っている塾の集合体が母体ですから、
人数に対して、塾の特性が出ない貴重な模試という位置づけです。
日能研は一度受けたのですが、評価とかが判りにくいのと、
全国規模とはいえ、日能研の方が多く締めるので、その後は除外しました。
サピックスはほぼ首都圏のみ、上位を狙う子が多いので受けましたが、
ある程度、離れて結果を見ていました。
ということで、合不合の話。(前フリ長い・・)
全6回の結果を改めて見て、色々気づきました。
偏差値端数は四捨五入・偏差値は女子で出しています。
まず、総合偏差値。
62-65の間で非常に安定しています。
反面、各教科では、算理社の3教科は、およそ9ほどの差があります。
国語は低い位置で安定・・という感じ。
ただ、算理社は、
極端にそれぞれ低い回が1度ある為の差であり、それ以外は安定です。
これは、苦手な単元が出た時は低いという事だと思います。
という事は、弱点はあるが安定の子だった・・という判断も出来ます。
ここからの判断は・・・・・・
志望校に出ない弱点は、無い物とする!!
です。(良いのかそれで・・)
ツッコミは無視して、次は素点を見てみます。
他会社の模試に比べ、問題のバランスが良いと私が信じている四谷で一番信頼している合不合。
多分それは間違っていない筈・・・・・・と改めて思いました。
偏差値に目が行きますが、シアンで一番信頼できる社会・・
の素点をフィギアスケートの採点法を真似して、最高点と最低点を除去すると
78・80・81・80
でした・・・おそらく80点が所謂、応用というカテゴリなのではないかと推察出来ます。
もちろん、組分けなどで50%問題もポロポロ落とす子なのですで、信憑性はイマイチかもしれません。
でも、あながち間違っていないのでは?と思っています。
他の教科も点数はこの方式だと固まっておりました。
合不合だけでは無いのですが、Y70という言葉はどれくらいの順位か・・
総合ではまったく関係ないシアンでしたが、組分け・合不合でたった2回存在します。
順位は・・どちらも30番台(但し女子のみ)でした。
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上位30番常駐の方の志望校選びって遠すぎて参考にならないです(涙)
余談。
進学先の合格率 は以下の通り。
50% 1回
30% 2回
20% 3回
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この辺り、色々な結果を見直す度、
心支えだった模試以外は、何度見ても・・笑えます。
まぁ、いらんことも入っていましたが、
今回そもそも書きたかった事は、
合不合の偏差値に注目しがちだが、素点に注目すべきなのでは?と思ったという話です。
素点がある程度固まっている・・それが理解のレベルじゃないかと思う訳です。
素点で、基礎レベルは網羅しているのか、応用レベルは大丈夫なのか・・難関校の場合のみ発展はどうかな?と見てみる。
詳しい情報は載ってこないので、正答率何パーセントまでは判らないです。
でも、7割行っていなければ基礎強化とかを考えるのはどうかな・・と思う訳です。
そして、志望校を瞬間最大風速偏差値で考えるのは問題だという事です。
”おいおい、たった1回の50%に掛けた癖に!!”と言われそうですが、
そこに掛けたのではありません。
模試と過去問との違いを比較して掛けたんです。(キッパリ)
追記
何度か書いていますが、今回我慢できず明記しちゃいます。
シアン中学受験中 最大のフリーフォール
5年組分け国語
第5回 偏差値Y70 順位 30台
第6回 偏差値Y42 順位 3690台
が並んでいるのが笑える。
この数値・希望か恐怖かは見る人次第。
希望と思った方・・・上昇では経験した事ありませんから w