全部・・・
シアンは、何でも2番手の子です。
確かに出来る方なのですが、集団の中に入ると、全てにおいて2番手という立ち位置。
本人は
小学校最後スキー合宿での大会で、メダル直下という成績に、
「私って結局何でもこの立ち位置なんだよね・・」
とつぶやいていました。
勉強も出来る方に入ってもトップクラスでは無く。
運動会のリレーは選ばれるかどうかギリギリの位置。
何をやらせても出来る反面、飛びぬけてこれ!!が無い子であります。
親としては、何やらせても漏れがないというのはすごいなぁと思ってはいるのですが、
本人としては、それはそれで色々と思う所はあるようでした。
最近、この話題がまた出ました。
学校の部活において、やはり何でも2番手という話でした。
前回とは違い、ふっ切れた様子。
「私ってさ、やっぱり全部2番手なんだけどさ、それって美味しいよね。
どのポジションでも使ってもらえて、どこでも期待されるし、しかも囲い込まれないし。」
自分が望む方向を目指すというのも一つの手だとは思いますが、
自分の持っている物を生かす方向を選ぶと言うのも一つの手だと思っている私としては、シアンが受け入れるという第一歩を踏み出してくれたな・・と感じた出来事でした。