理科実験教室の難しさ
学校で、実験経験が出来なくなったころから、
理科実験教室が注目されるようになりました。
今では各中学受験塾を始め、色々な所で開催されています。
シアンの時、いくつか体験したのですが、
正直”ここ”という所には、あまり出会えませんでした。
色々な理由がありましたが、
理科的な要因からすると、
例えば常識が覆るから驚きがある。
のに、
驚きを用意する余り、常識を放置
するような展示をしてある所
経営としての要因は
子どもの楽しかったから入りたいと親にいうように薦める所・・
などがありました。
しかし、共通しての違和感は、
上手く行くようにだけ、誘導されている実験手順・ワークシート。の所が多いという物でしょうか?
当時、理科実験教室に苦言を呈しているブログには、
金額・上手くいかなかった際のスポンサー(親)の満足度等を理由に、
失敗という経験値が無視されているというのがあり、腑に落ちた物でした。
後日、シアンの同級生が習い事の話の際、「理科実験教室に通っているけど、本当につまらない。」と話していたと聞き、実験ではなく、作業となってしまっているかな?と思ったものです。
決して理科実験教室自体を批判するものでは無いです。
実際、シアンも公的機関の教室に定期的に通いました。そして、通わせて良かったとは思っていますが、中学受験を謳う教室では私が納得できる教室は、当時見つける事が出来ませんでした。
6年前と状況が変わっているかもしれませんので、
またコットには新たな実験教室の体験をさせる予定にはなっています。
色々な経験・・・の一環として、理科実験教室は中学受験での王道の習い事だと思います。
が、玉石混淆であるという認識の元、マイナスにならないようにしたいものだと感じます。