5年生の終わり
そろそろ塾の年度替わり。
1年前はこのまま行けるかも!!と思っていたご家庭も
あれ?となっているパターンが見受けられるのではと感じています。
ドサドサ落ちてくる音が聞こえてくる今日この頃
このままだときついよ~~と心で思っても、
とてもリアルでは口に出せない。
いや、昨年までだったらお付き合いによっては、顔を合わせた時に(私にしては超珍しく)声掛けしていたであろうご家庭でも、現状では顔すら見る事が叶わないご時世
私の中で後悔という文字として出てくるお子さんがおりまして。
4年生時、今のシアンの学校の学園祭で偶然見かけた時、その子はキラキラと浮かび上がっておりました。ああ、この子こそこの学校だ!!と感じました。
その後、緩やかそして確実に下がり続けて、荒れていく様子を伝え聞くたび、何とかして(そして何とか出来るであろう方法は想定していました)あげたいと思いつつも、親の親密度も関係して・・とうとう声掛けるタイミングを持たないままとなりました。
それでも中途半端に縁があるのかその後も浮上していないと聞き、あーあと思い続けています。(そしてシアンに呆れられる)
その子ほど明確ではないにしろ、原因が見える子がおります。
特効薬のような対処方法を持ち得るわけでもないが、それなりに結果はでると思います。もっとも、私を良く知る方曰く”勇気が居る😅”事が多いそうですが、やってよかったとも言われます。
後一年です。悪化させなければ何とかなる可能性が残っています(環境によるので断言出来ないのがつらい)
その何とかは、昨年までの夢と希望より低い着地点かもしれません。
しかし、現状のまま進むよりは確実に高い着地点となるでしょう。
いくつか、思いつくままに書いていきます。
・塾と合わない
塾というか担当の先生のやり方というかなんというか。割とパワハラ系の話題は聞きます。同校舎、同クラスで親が思い悩んでいたのは偶然ではないと思います。
一方は転塾して、問題点を洗い出ししてある程度解消
一方はそのまま在籍問題解消されなかった子は・・
私的には”しがみつくほどの塾は無い”が信条です。
良い塾にも合わない子・合わない事があり逆もしかり
ただ、メリットとデメリットのカウントする時、
子どものやる気とかそういった部分が最初であり、
対外的な評判は最後であると思っています。
余談ですが、
上位クラスに威圧系の方が居たパターンでは、
子どもが、
上のクラスにいけばいくほど楽しくなるのかと思っていたが、
実際上がってみたら違った
↓
上の学校に行く必要を感じなくなった
という事もあり、慌てて別の塾にスライドしたご家庭もありました
・塾の課題に明らかにおぼれている
これが一番重要なんですが・・
アップアップの状態でもどんどん戦わせる系が塾が好きなスタイルだと思っています。
それは暴論と言われそうですが、好きとしか思えない・・もしくは親が好き?
子どもは日々器を大きくしています。間違いないです。
ただそのスピードはその子によって違います。
其処へ同じスピードで水を注ぎこまれているわけです。
元々大きい子や、受け止める力が大きい子は、
そのやり方に”合っている”訳です。
でも小さい器や受け止める力が弱い子は、
その水の勢いに負けててあふれ出る部分の方が大きくなってしまいます。
洗面器に水道からマックスの力で注ぎ込むと跳ねてしまって、結果的に洗面器に入る量より少ない水しか残っていないのと似た現象が起きていると思っています。
もう一つ、あふれ出る水が多いと、受け止める器が大きくなっていることに気付きにくくなります。出来ている感という非常に重要なメンタル部分がごっそりと削られる事になります。
注ぐ水の量を適正にしてあげると、その分だけきちんと受け取りますし、出来る事が増えているのが判ります。
よくいうそんなペースじゃあ間に合わないという台詞にはかなり懐疑的な私です。
少しづつでもきちんと受け止めていれば、結果的に受け止める量は多いと確信しています。
ましてや1年あれば大分違うはずです。
5年生の終わり、もう一度棚卸してみてはいかがでしょうか?