6年夏一番多かった質問
こちらのブログ、記録をメインに考えていますが、
読み手を意識した記事の場合、
親御さん向け・塾講さん向け
をイメージしています。
今回ははっきりと塾講さん・・・いや塾向けに書きます。
6年生夏頃に一番多かった質問。
「理科がまずい」
でした。
これには共通の事が有りまして、
難関校受験ならと言われている某大手・中堅塾群の方達でした。
えっここも?やっぱりこっちも?という感じでした。
うーんとですね・・・・・・
もうちょっと4年生大事にしようよ・・・・・・が心の声。
実際塾だけでスタートとすると、この辺りの塾群はどうかと思う教材が多いんですよね。基礎が判っていると魔法のように楽しい教材になるのも事実なんですが・・・
意図は判る。
ただねぇ・・・・理社の上位層向けをそのまま中間層以下にはやっぱり違うような気がする。
これをするならば、もっともっと入室に制限を掛けるべきだし、明記すべきだと思う。
(トータル点数ではなく、教科別足きり点を設けるとかね・・もっともテストの難易度が統一されていないから無意味かとも思う)
以前からぼかして書いていますが、
某塾の下位クラス定着のお子さんの基礎力の酷さは特筆すべきだと思っています。
いやいや他塾でも・・と言われそうなんですが、
印象としては、トップレベルが某塾ならば、結果が出なかった層というのもこの塾か退塾者という感じ。(今回は某塾以外もイメージしているのですが・・)
3年間上滑りしちゃって来たんだろうなぁと、
相談受ける度遠い目をしていました。
個人的には進度と深度が崩れやすい教科なんでは?と思っています。
4分野が入ってくる理科は意外と盲点というかなんというか・・
ちなみに算数は最重要視されている関係か、全体的に相談は少ないです。
この辺りの塾だと社会も4年生から、複合的(?)に考えさせるような確認テストの嵐で基本的な事がすっぽり抜け落ちている子も要る事はいるのですが、対処自体はあまり難しくないです。理科は中々難しい印象。
それなのに、”まとめ教材”をひたすら暗記しろと言われる6年夏。
私的には涙が出そうなぐらいですよ。
席順や確認テストが無ければ、もっと解説の入ったベース教材をさせてあげたいぐらい。
でも、それを無視する覚悟を子ども(と親に)要求するのも過酷ですしね・・
「お母さんの指示です♪」
とにっこり笑ってスルーとか考えられないようですし(汗
面白いと思える層がいる塾において、教材をどうこうしろとは思いませんが、
何処をやるべきかに対して
”全部大事です。”
という塾講さんはこちらからごめんなさいとするのは当然(!!)として
4年・5年という時期には授業中優先度ぐらいは示してもいいじゃないとは思っております。(注:そこしかやらなくなる子が多数いるのは承知しています。)
対象が塾向けなので、現在6年の親御さんには膝をつくしかない記事となってしまいました。
一応フォローとしては(以前も書きましたが、)
塾推奨のまとめ教材を繰り返すではなく、
簡単な解説もついているタイプの教材、
「中学入試理科のつまずきを基礎からしっかり」などを繰り返した方が良いのでは?と
書いておきます。